ECUセッティング&パワーチェック

2016.11.05

10月16日から23日の間、予定より3ヶ月前倒ししてECUセッティングしました。最近では走行距離が多いUNISIA製ECU搭載の同世代のスバル車(レガシィBE/BHのA~C型やインプレッサGC8等)にセッティング中にECUが突然死亡するケースが非常に多くなったとのことで、連絡した時点で予備のECUを2個準備したとのことでした。ただし、私の場合、早い段階でゼロスポーツのECUに変更したため、戻した純正ECUは劣化しておらず、難なくセッティングができました。

セッティングの内容はプライマリーで1kg/cm²、セカンダリーで1.2kg/cm²程度を予定していたが、プライマリー側は思ったより上がらなかったそうで、0.8kg/cm²程度で合わせたとのことでした。点火時期、然調等は最適化。ファンの設定温度はUNISIAの場合変更できないとのことでしたが、ゼロスポーツのS.P.DATARでは低く設定されているので、あれ?って感じです。でも、ECU-TEKでどんなことができるかできないか分からないし、実際にファンコントローラーで制御できる&ラジエーター交換の予定あるので、軽視しました。

フィーリングは通常の走行、街乗りでは、変化が感じられません。センターパイプの変更でツインへの切り替えが異常だったのを正常化され、セカンダリーが回り出してからスムーズにレッドゾーンまで上がっていきます。安心して使える仕様になったと言えます。

参考のため、3回目のパワーチェックに挑みました。いつもと同じスーパーオートバックス ナゴヤベイです。午前中、SF5乗りさんがバイクを受け取りにバイク屋さんに行き、その後一旦自宅に戻って、BHの点検を実施し、パワーチェックの予約時間に再合流しました。

ところが、パワーチェック素人のような店員が担当して、作業がザツで時にはもう一人と笑いながら、進めていくのを見て、思わず「こいつら大丈夫か?」とSF5乗りに話しました。すごく適当に準備して、突然本番に入り、変な踏み方、変な止め方をした後、データ持ってきて、素人のように説明し始め、全く納得のいかない結果に流石にキレそうになりました。

その後、SF5のパワーチェックがあるので、結果によって対応を考えていたが… 離れたところに駐車して戻ったら、なぜかベテランっぽい方へ担当が変更されていました。(自分がキレそうになった関係かも?)

とにかく作業が丁寧!というより、測定の仕方も止め方も、いつも通り!自分の時は扇風機1個なのに、SF5の時は3個!おいおい!

…訳があって、SF5を再測定することになって、私のBHもやり直すことになりました。すると、2回目は丁寧に作業して、私の予想の範囲内の結果が出ました。

ここで憶測も入っているのですが、今回と過去の経験と情報を元に言うと、ローラー式ではやはりトラクションが重要であり、ガソリン満タンや適正のタイヤ空気圧のほうが望ましい。今回は通常より高い空気圧でしたが、スリップは目立たなかったとのことでヨシとします。一般的に言われているように、季節として秋か春先が最適。冬はパワーが出ないそうです。データの比較は修正馬力ではなく、計測馬力のほうが重要である。ほぼ修正のかからない日と1.3~1.5倍かそれ以上の修正が入っても、決して嬉しい誤算として考えてはいけない。「計測」とはローラーを回した力の「絶対的数字」であって、参考程度の修正馬力と訳が違います。車種別の特徴を考慮したデータも反映されることない。スバル車の上置きインタークーラーは機能していないと言っても過言ではありません。そして、店員の技量も少なからず影響すると結論に至りました。

本題に戻ると、計測馬力では予想していた範囲内の34.7psの出力アップでした。また、過去に比べても今回は最も修正が少ない結果になった影響もあり、修正馬力では28.1psのアップでした。データの全域で言うと、修正ありなしに関係なく、シングル領域は変わらず、ツイン領域はドッカンであります。実際に体感できたことを数字化しただけと言った感じです。

パワーチェックの後はSF乗りとゼロマックスまで高速道路での追いかけっこ。(笑) 画像はゼロマックス駐車場にて、BHとSF。左にある銀のGGはお馴染みの代車です。ちょっとレアな3ショット。ゼロマックスはSFの用事で2回目でしたが、印象は変わらずイマイチでした。

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SEEK AND DESTROY

 
 
 
   
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